履歴書において志望動機がいかに重要であるか、みなさんはご存知だろうか。
志望動機は、就職活動をする上で提出が必要となる履歴書の項目の中でも、採用担当者が真っ先に関心を持って注目する事項であるといえる。
志望動機と一口にいってもさまざまな書き方がある。
業界別に異なるということも念頭に置くべきことといえるかもしれない。
小売業界や流通業界、不動産業界などと数を挙げればキリがないほどの業界が、それぞれに活躍を見せているのだ。
例として挙げるならば小売業界であれば、「人と接するのが好きだから」や「たくさんの人と関わりたいから」といった志望動機があるだろう。
採用担当者にとっては、自社が求める人材かどうかを判断するための材料として志望動機に注目するというケースも往々にしてあるといえる。
ありきたりの志望動機を記入することになれば、お世辞にも好印象を残すことは難しいといえるのではないだろうか。
あくまでも、自らの十年後二十年後を意識した上での就職活動でなければならないともいえる。
転職サイトや転職エージェントなどからの助言やアドバイスを受けることも決して悪くはないが、志望動機が他人の真似や模倣であっては、自らのメッセージとしてはインパクトに欠けるものになってしまう。
そして結果的に望ましくない事態を招くことにもなりかねない。
確かに業界別によっても、求められる人物像は異なってくるが、それを過剰に意識してしまうことになれば、かえって自分らしさを失うことにもなりかねないといえる。